
研究
低しきい値半導体レーザの実現に向けた光物性研究
- 名前 : 中生拓希
- 出身 : 山口県
- 入学年度 : 2020
私は半導体レーザの光物性評価の研究を行っています。半導体レーザは医療・通信技術・加工技術など幅広い用途で用いられます。私は、特に半導体中の電子と正孔がクーロン力で束縛された状態である「励起子」による発光現象に着目して研究を行っています。発光機構に励起子を活用できれば半導体レーザの著しい低しきい値化(高効率化)が可能となります。写真はレーザ分光装置の調整風景です。研究活動を行う中では苦労をすることもありますが、研究室の仲間と協力して課題をクリアした際には大きな達成感があります。日々研究に邁進した成果を学会で発表することができ、学会にて奨励賞を受賞することができたことは大きな自信となりました。

レーザ装置の調整中
色素レーザ装置調整中の様子
色素レーザ装置調整中の様子

光軸の調整中
色素レーザーの光を測定試料に導く様子
色素レーザーの光を測定試料に導く様子